体内では尿の再利用が行われいます。
尿の再利用自体が悪いわけではありませんが、尿に含まれる老廃物が濃くなっていってますので、人体に悪い影響を与える物質も濃縮されていき体内をめぐります。
水分補給を怠ると本当に危険
水分補給を忘れてる日常
体に水分が少ない状態でも、重篤な脱水症状から、軽度な水分不足までさまざまあります。
重い脱水症状なら、緊急性もあり、熱や頭痛など自覚症状も出やすい物ですが、軽微な水分不足は気が付きにくいものです。
エアコンなどで空気が乾燥していたり、冷気によって体感的に水分が失われてる事に気が付きにくくなり、水分補給をわすれるようになったり、
朝忙しい時など、水分補給が十分ではなかったり、軽い脱水症状を自覚しないまま過ごす事が多いです。
体に水分が少ないと
普段から、軽い慢性的な脱水症状になっていると、疲労感・倦怠感、血栓の出来やすさ、体力の低下、睡眠障害、老廃物の蓄積、便秘の原因など、健康を害します。
水分不足はヒスタミンが生産されやすくなり、アレルギーになったり、悪化させることが分かっています。
血中の尿酸が高くなり、痛風だけではなく、尿酸結晶が腎臓などに蓄積し血栓を作る事や、コレステロールの停滞により血栓が出来たりするので命にかかわる事もあります。
また、血流の悪化で、ミネラルや栄養が脳に十分に送られず、集中力、記憶が低下し、
時には、うつ病の原因になると言われています。
質の良い水を摂取しよう
水道水の問題
日本の水道水は塩素で殺菌され非常に安全ですが、塩素を含んでいるので、
摂取が多いと腸内細菌に悪影響を及ぼす事が多いです。
特に夏場には塩素の濃度も上がり水道水を取りすぎると、善玉菌まで減少させて、下痢や便秘を引き起こしてしまうケースも多くあります。
塩素、トリハロメタンを除去または減少させた水を飲みましょう。
水道水にはミネラルが含まれていますが、
フィルタを通した水はミネラル分が除去されるため、ミネラル不足になる事があります。
市販のミネラルウォーターもカビが繁殖していたりするので、フィルターを通した水道水に時々ミネラルを添加するのがベストです。
お茶やコーヒー、清涼飲料水だけで水分補給してはいけない
お茶やコーヒーはカフェインを含むため、利尿作用が強く、体内の水分を維持できなくなる可能性があります。
清涼飲料水も糖分過剰になったり、甘味料などの添加物が腎臓や肝臓へ負担を与える結果になる事があります。
添加物やポリフェノールなどは、ミネラルの吸収を阻害するので、純粋に水にした方が良いです。
スポーツ後など大量に汗をかいた時は、塩分(ミネラル)も体内から大量に失うので、経口補水液やスポーツドリンクを小分けに摂取しましょう。
軟水と硬水をわけて摂取しよう
軟水は雑味が無く、ミネラルが無い分、水にダシが溶け出しやすくなっているので和食料理には最適ですし、お米に浸透しやすいので、ご飯がふっくら炊きあがります。
癖が無く、飲みやすいので普段から飲むのには最適ですが、
ミネラルが少ないため、体が水だけを外に出そうと尿排出を増やし、結果的に脱水症状になる事もがあるので、スポーツ後など、多くの水補給が必要な場合は、ミネラル調節をして摂取をするようにしましょう。
硬水はミネラルも多く、味わいもあるのですが、
鉄分が多すぎたりして飲みにくい水が多い事もあります。
一般的な硬水はパスタなどコシが重視される料理には向いており、アルデンテを作るには硬水が良いでしょう。
肉の臭みやエグ味も硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムがアクとして浮かせてくれる上、
煮崩れもさせにくくしてくれます。
硬度が高い水は日本人にとってミネラル過剰で体質に合わず下痢をする人もいますので注意が必要です。
熱中症などの重い病気だけではなく、
便秘や下痢、仕事や学業への集中力など、
普段の生活QOLを上げていくためにも
朝一番に質の良い水を飲む習慣をつけましょう。
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