家の中や玄関や車庫や庭にクモの巣!蜘蛛を駆除・忌避・防虫するには

益虫と言われているクモですが、
見た目が気持ち悪くて、苦手な人も多いと思います。
それに、蜘蛛の巣は粘着質なので掃除も大変です。

玄関や窓、ベランダ、庭木や駐車場、スキあらば家の中まで巣を張ったり、歩いていたり・・・
そんなクモを駆除と忌避する方法をまとめてみました。


クモはどこからくるの?


オオヒメグモ、ジョロウグモ、イエユウレイグモ多くの種類は、
夏に産卵し卵を持ち歩く種類もいます、春から冬まで活動的です。
卵は3~5カ月で孵化しクモは脱皮を繰り返し成虫となるので、
春に産卵されたクモの卵が秋には成虫になって現れます。

クモは越冬する種類もいます。
冬に土にもぐったり、家具の裏などに隠れています。
体内の水分を調整したりして凍らないようにして冬を越します。

ジョロウグモなどは基本的に寿命が一年しかありませんし
寒い場所では孵化できないので、
春か夏に生まれた個体が夏から秋にかけて大量発生します。



クモを家の中に入れない為に


クモは餌があると分かれば入ってきます。
網戸にくっつく蚊などの虫を狙ったり、地面を這う小さな虫を狙はいってきます。

照明で虫を集めないために、
紫外線を出さず虫の目からあまり明るく見えないLED照明や低誘虫性蛍光灯に変える事や、
庭やベランダでの水たまりを作らないようにします。
LEDでも多少の虫は集まってしまいますが、蛍光灯の何分の一かになります。



ダニや小型の虫がいるとクモが居座ってしまいます。
ダニの住みにくい環境にして、
細目の網戸に変える、ドアのすき間を作らないなどの工夫をしてみてください。


ゴキブリや虫の侵入経路。ドアのすき間、直し方やパッキン交換 断熱、防音にも


クモの駆除


クモは餌が無いと自然といなくなりますが、
ダニや超小型の虫など餌をゼロにする事は不可能なので、
数匹のクモを養えてるエサは無くなりません。
殺虫剤でやっつけて、こまめにクモの巣を取り、防虫剤を置いておきましょう。


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殺虫と忌避、防虫効果があり、30日持続する製品です。


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クモ用の殺虫剤と通常の虫を寄せ付けない忌避剤を併用すると効果が高くなります。




家具の裏やクローゼットの中、電気製品のすき間などもハタキやモップなどで掃除をしてください。




ガレージや庭は虫の嫌う植物を置いたり、忌避剤を使うことで、餌が少なくなりいなくなります。
ただ、締め切った所では無いので、薬剤の効果は薄いです。


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粉末タイプで撒けるため、
容器に入ったまま使う忌避剤では風で気化した薬剤が飛んで行ってしまう場所でも使えます。


普通の庭や軒先、玄関などに撒いておくと、虫が減っていきます。
金額も安く量も多いので、広い範囲に使えます。



クモの巣をみかけたら、毎回取る事と
エサの虫が住まないように水場をなくす事で、クモの発生件数は減っていきます。


ジョロウグモの食品庫とやさぐれ者の家出

庭に生えている大きなモミの木にジョロウグモが巣を作っていました。
ジョロウグモの巣は前面が格子状になっている場所と、
後ろに小さな巣の二段構えです。

後ろにある小さな巣には、捕えたのあろう、虫の死骸が数個ありました。

その日は風が強く、巣がボヨンボヨンと弾んで、蜘蛛が踊っているように見えました。
風に乗った小さな木の皮のカケラが、前面の巣に張りつくやいなや、
ジョロウグモは、木のカケラち近づき、足を木のカケラにからませ、
巣からはぎとり、後ろの巣に持っていき、はりつけました

後ろの巣は、何重かに分かれていて、
「食べれる虫エリア」
「食べれるか食べれないか分からない物エリア」
「食べた後の虫の死骸エリア」
「ごみエリア」
と区分され整頓されていました。

私は初めて見た光景だったので、面白くなり、ちぎったティッシュを蜘蛛の巣めがけ投げました。
ジョロウグモは慌てて、ティッシュをはぎ取り、
後ろの巣の「食べれるか食べれないか分からない物エリア」に持ち帰りました。

「これは、ジョロウグモの貯蔵庫 兼 ゴミ箱なんだ」と思いながら、
またティッシュを投げつけました。

ジョロウグモはティッシュに近づき、先ほどと違って
ポットーンと下に落としました。

「大きすぎたのかな?」と思いティッシュを小さくして投げつけました。
また下にポットーンと落とします。
ティッシュは完全にゴミで後ろに持っていく価値が無いと判断のでしょう。

わたしは続けました。
5回目でジョロウグモはティッシュに興味を示さなくなり、
はぎとろうともしなくなりました。

しかし、私はティッシュを投げ続けました。
ティッシュだらけの巣になって、「これまでかな?」と思った時
ジョロウグモは怒り狂ったのか、巣をトランポリンのようにビヨンビヨンと揺らし始めたのです。

必死でティッシュを落とそうとしてるのだろうけど、全く下に落ちません。
私は悪い事をしたと思い、巣からティッシュをはがしておきました。

夜になり、ジョロウグモの巣を見に行くと
巣に虫がついていました。

ジョロウグモはホームホジションからピクリとも動きません。
動いてもいません。

そうです。
ティッシュ攻撃で完全に”ひねくれ”て
心のヒキコモリになってしまったのです。

翌朝、ひねくれジョロウグモを見に行きました。

虫やゴミも昨夜のままに
ジョロウグモは家出をしていました。

秋になり巣には朝つゆが付くようになっても、
ジョロウグモは帰ってきませんでした。

ジョロウグモの巣は風に吹かれ、雨に打たれ、
徐々に壊れていき無くなってしまいました。



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蜘蛛だけじゃなく他の虫も寄せ付けないスプレーです。

2 件のコメント :

  1. 初めまして。笑ってしまいましたのでコメントさせていただきます。

    「ジョロウグモの食品庫とやさぐれ者の家出」

    心の引きこもりから家出まで…
    観察日記みたいで愛を感じました。

    蜘蛛がたくさんいたので対策を探してここにたどり着きました。
    参考にさせていただきます。

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  2. 忙しくブログを開いてなく
    ずいぶん返信が遅くなって申し訳ありません。
    楽しく読んでいただけてとても嬉しいです。

    蜘蛛は益虫なのか害虫なのかわからない時もありますね。
    見た目がXなので駆除しますけど・・・

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