水や道具が近くに確保されている所もありますが
昔からの先祖から継いだお墓の殆どが、
水場が遠かったり、水が無かったり、道具を貸出してない所が殆どです。
山に墓地があったりして、
水を入れたバケツを持って急斜面を登ったりするのは重労働です。
水が無い場所や水道が遠い場所でも、手軽にお墓掃除出来る方法をご紹介しようと思います。
水は500CCで十分
墓石掃除に沢山の水を使う事が多いですが、墓一基に500ccの水で十分です。お墓の砂埃などを払い落し、
捨てて良い雑巾やキッチンペーパーに少量の水と中性洗剤などのクリーナーを含ませ石の汚れを取っていきます。
汚れが酷い場所は割り箸などに輪ゴムで留め、墓石をこすります。
おおまかに汚れを取り、あとは少しの水だけで拭きとります。
汚れが無くなるまでキッチンペーパーなどで拭きとるだけです。
この時、手が汚れるので、軍手ではなくゴム手袋を使用してください。
綺麗になった後は残った水を水かけと、水鉢に水を使います。
除草には小さな草刈り鎌と顆粒除草剤
根から掘り起こすのがベストですが、年に一度の草刈りなら、雑草のさほど変わりません。
生えてきた草を茎で切り取り、
顆粒タイプの除草剤を撒くだけで、雑草を根から枯らすので
綺麗にする事が出来ます。
グリホ剤(ラウンドアップなど)は、
葉っぱにかかって枯らすので、刈って草を枯らす事が出来ません。
お供花・仏花は造花でもいい
生花は枯れて毎回片付けるのも大変です。造花なら、数年は綺麗なままですし、
造花を刺した後、花立に詰め物をすれば腐り水もでません。
用意する物
荷物が少ないと、帰りも楽です。
掃除の順番は、
①落ち葉や枯れ草の掃除
②草刈り
③除草剤の散布
④墓石の掃除
⑤水かけや花、供え物など
⑥線香
です。
丁寧にする人は、物足りないでしょうが、
子供が小さく落ち着きがなかったりで集中して出来なかったり
熱中症の危険を回避したりなど
適度に手を抜くのもアリだと思います。
虫さされや土が付いたりするので、汚れのつきにくい長袖の服とスキンガードも持参しましょう。
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