雨や雪が靴の中に侵入してきて、足が濡れる事ってけっこうありますよね。
雨の時と違って、雪は高さがあるし靴に、付きやすいので、付いた後に溶けて靴のなかに侵入する事も多いです。
防水加工されてるブーツなら平気ですが、
学校で制服が決められている所などは既定の皮靴(制靴)やスニーカーのみの所も多いので
濡れない方法と、万が一濡れた時の対処法をお伝えしようと思います。
濡れない(濡れにくくする)方法
防水・撥水スプレーを使っている方も多いと思いますがスプレーは飛散し、薬剤が無駄になる事も多く、漂っている物を吸引してしまう危険もあります。
塗る防水靴ガードを使う事で、飛散を避けれますし、無駄なくお得につかえます。
3M スコッチガード 塗る防水靴ガード 革靴用 70ml SG-P70 クツ
※撥水剤をエナメルやオイルを染み込ませている靴には注意が必要です。
フッ素系の防水スプレーは効果持続性が悪く、すぐに撥水効果が得られなくなります。
シリコン系防水スプレーは、染めた方、素材によってはシミに原因になったりするので、皮靴にはフッ素系を選ぶ事にしましょう。
撥水剤を使うと濡れにくくなくなりますが、
靴が常に濡れるような条件だと、
糸が動いたりして、縫い穴の部分水が浸水してきてしまいます。
水が縫い穴へ入りにくくする方法
靴に防水剤やワックスを十分に塗ります。
縫い目、つなぎ目に透明シリコンや粘度の固いグリースや油の多いクリームを塗ってておくと
靴の中に水が入りにくくなります。
靴の染め方や素材の種類によっては、色抜けする事がありますので、注意が必要です。
色抜けしても大丈夫な所でテストしてから行うか靴用のロウ、ワックスにしてください。
KIWI 油性靴クリーム パレードグロス 黒 50ml
グリスは手に付くと、洗い落とすのが大変なので、お菓子の箱などを適度な大きさに切りとり、
V字に折り曲げ強度を増してから、ヘラにして使うと手に付かず汚れません。
グリースが無かったりや、高級なクリームもったいない時は
捨てる予定のリップクリームやマーガリンが代用品になります。
まず適量の油脂をヘラに取り縫い目の上に乗せて上から押さえつけるように軽く拭きます。
拭きとってしまうと効果が出なくなります。
スニーカーやスポーツシューズで、素材がメッシュだったり、
湿気抜きの穴(通気口)が付いてる場合は
湿気抜きの穴にクリームを詰めて、全体に撥水剤を塗っておきます
靴内部にキッチンペーパーを敷いて(上部には張りつけて)おくと水が多少入ってきても
ペーパーに吸水される事で靴濡れを緩和する事が出来ます。
濡れる水分自体が減るので乾かす時間も少なくなります。
濡れてしまった場合
シューズドライヤーをつかうのが安全で確実な方法です。TWINBIRD くつ乾燥機 ブラウン SD-4546BR
Rakuka くつ乾燥機 智能予約機能 可伸縮 オゾン抗菌・消臭機能付き シューズドライヤー PSE認証済み 各種類のシューズに対応 長靴 スニーカー 革靴 (ブラック)
アイリスオーヤマ くつ乾燥機 ダブルノズル SD-C1-WP
ただ、あまり使う頻度もなく、場所を取り無駄な出費になると考え
シューズドライヤーを持ってない、出先で急遽乾かす必要がある場合の方法です。
水は掃除機で吸え!
いきなりドライヤーを使わず、掃除機に細いノズルを付けハンカチやガーゼなどを当てて
靴を外側が吸いこみます。
水を吸い込めるバキュームタイプなら、ハンカチやガーゼは必要ありません。
スニーカーなどメッシュ素材には全体を吸いこみます。
皮靴など、素材が水を大量に含まない物は縫い目やつなぎ目を重点的に吸い込みます。
ある程度乾くまで吸いこんだら、次は内部から吸いこみます。
吸い終わったら、ドライヤーや乾燥機などを使い、内部から乾燥させます。
ドライヤーなど突っ込んだままだと、火事の危険もある上、空気の流れが悪いので、
時々ドライヤーを出し入れしましょう。
表面が乾いたら、
靴の中に乾いた紙(新聞紙やコピー紙)をドライヤーで乾燥させてから丸めて、
靴の内に突っ込みます。
ソールの部分だけを浮かし、
靴の下に空気が流れるようにして、完全に乾くまで置いておきます。
皮靴の場合、ドライヤーの当てすぎて、表面のひび割れを起こす事があるので
ドライヤーは使わず、掃除機→紙→日陰干し→オイルの手順で行ってください。
最近はコインランドリーにシューズ専用の乾燥器がある店も多いので、
普段からチェックしておくと便利です。
出勤・通学時に濡れた場合
恥ずかしいのでトイレで行います。ペーパータオルやティッシュをまるめて内側一杯に詰め込みます。
外側から押さえるように水分をシミ出させます。
この時点では水が落ちない程度までにしかなりません。
大半の靴は、つま先に水がいくようになっていますので、
つま先に重点的に新しいペーパーを強く詰めておきます。
二度ほど変えておくと退社時刻までには、随分と乾いています。
履き替えの靴が無い場合なら
つま先に二重、三重にしたペーパーをつめたまま履くと冷たさが軽減される上
乾燥するの速くなります。
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